アイヌ民族の歴史を描いた映画
「シサㇺ」の公開が決定しました。
  白糠町を舞台にしたアイヌ映画が誕生!
映画シサムのイメージ


本町をロケ地とした、アイヌと和人との歴史を描いた壮大な歴史スペクタクル映画『シサㇺ』が、9月13日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開となります。

アイヌと和人との歴史を描いた人間ドラマである本作。<蝦夷地>と呼ばれた現在の北海道を領有した松前藩が、アイヌとの交易をおこなっていた史実が基になっています。

本作は、町全体がイオル(アイヌの伝統的生活空間)という考えの下、アイヌと和人が共生してきたという認識をもつ白糠町で多くの場面が撮影され、セット建設から撮影まで行われました。





公開を前に、映画を陰から支えた白糠町の人々にお話を伺いました。町全体が一丸となって作り上げた映画『シサㇺ』の制作秘話や、現場の雰囲気、アイヌ文化にまつわる興味深いエピソードなどをたっぷりとお届けします。



【作品紹介】

主演は、阪本順治監督の『せかいのおきく』(23)や北野武監督の『首』(23)などの話題作に次々と出演し、著名な映画監督からの信頼も厚い寛一郎。共演に、三浦貴大、和田正人、坂東龍汰、平野貴大、サヘル・ローズ、古川琴音、要潤、富田靖子、緒形直人ら実力派が顔を揃える。

脚本を手掛けたのは、「結婚できない男」や朝ドラ「梅ちゃん先生」など、大ヒットドラマを手掛けてきた尾崎将也。監督は「タイムスクープハンター」や小説「ブルバスター」がアニメ化されるなど、多岐にわたる分野で活躍している中尾浩之。

北海道の大自然をバックに、激動の歴史の渦に巻き込まれた武家の若者が異なる文化や風習に触れ、それらを理解することによって己の人生を見つめ直してゆく。過去の歴史を描いた作品でありながら、現代に通じる社会問題を訴求させ、今の時代に観るべき感動の一大叙情詩が誕生した。





【STORY】
江戸時代前期。北海道の南西部にある松前藩はアイヌとの交易品を主な収入源としていた。松前藩藩士の息子、孝二郎(寛一郎)は兄、 栄之助(三浦貴大)とともにアイヌとの交易で得た品を他藩に売る仕事をしていた。そんな孝二郎に師範の大川(緒形直人)は、蝦夷で不穏な動きが あることに対して警戒するようアドバイスする。やがて孝二郎は、母(富田靖子)と栄之助の許婚・みつ(古川琴音)を郷里に残し、高坂家の使用人で ある善助(和田正人)を伴って、蝦夷のシラヌカへと旅立つのだが、ある夜、使用人の善助の不審な行動を見つけた栄之助は善助に殺害される。兄の敵 討ちを誓い善助を追って森の奥深くへと向かった孝二郎だったが、脇腹を刺され負傷してしまう。瀕死の状態だった孝二郎だったが、アイヌの人に救われ一 命をとりとめる。暗い過去を背負うアイヌの女性・リキアンノ(サヘル・ローズ)、和人に反発心を抱くアイヌの青年・シカヌサシ(坂東龍太)、交易の鍵 を握る重要な人物・平助(要潤)などと出会い、和人とアイヌの間の溝を知る孝二郎。和人とアイヌの間で揺れる孝二郎がみ見つける道とは-。



【クレジット】
出演:寛一郎 / 三浦貴大 和田正人 坂東龍汰 平野貴大 サヘル・ローズ 藤本隆宏 古川琴音 山西惇 佐々木ゆか / 要潤 / 富田靖子 / 緒形直人
監督:中尾浩之  脚本:尾崎将也
主題歌:中島みゆき「一期一会」
オフィシャルX:https://x.com/Sisam_movie
公式サイト:https://sisam-movie.jp/


(C)映画「シサム」製作委員会

 
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